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レンタルサーバーを初めて契約するとき、比較サイトを何ページ見ても決まらないことがあります。理由ははっきりしていて、多くの記事が「3年契約したときの月額」という、初心者がまだ選べない条件で並べているからです。

この記事は、「これから最初の1台を契約する人」だけに絞って主要4社を比較します。判断の基準は12ヶ月契約に統一し、申し込み画面でつまずきやすい条件(無料お試しの有無、支払い方法、特典の適用条件)まで含めて確認しました。

調査情報(本記事の前提)

2026年9月3日 公式サイト確認 初心者の「最初の1台」に限定 12ヶ月契約を基準に比較
  • 最終確認日:2026年9月3日
  • 調査対象:エックスサーバー/ConoHa WING/ロリポップ!/mixhost の4社
  • 確認項目:契約期間別の月額料金/初期費用/更新料金/独自ドメイン特典と適用条件/独自SSL/自動バックアップ/WordPress導入機能/サポート手段と受付時間/無料お試し・返金保証/申し込み時の支払い条件/実施中のキャンペーンと期限
  • 主な情報源:各社の公式料金ページ、公式機能ページ、公式サポートページ、公式FAQ、公式キャンペーンページ

料金・キャンペーンは変動します。申し込み前には必ず各社の公式サイトで最新の条件をご確認ください。本記事の金額はすべて税込です。

結論:初心者の最初の1台は、目的別に4パターンで整理できる

4社を同じ項目で確認した結果、「初心者にとって唯一の正解」は見つかりませんでした。ただし、優先したいものを1つ決めれば候補はすぐ絞れます。

優先したいこと 候補 12ヶ月契約の月額 選ぶ理由
総合(迷ったらここ)エックスサーバー スタンダード990円電話サポートがあり、解説情報が最も探しやすい
使いやすさ・手間の少なさConoHa WING ベーシック970円申し込みだけでWordPressまで一括構築できる
料金(初期費用を抑える)ロリポップ! ライト539円1ヶ月単位でも契約でき、10日間試せる
WordPress初心者(実際に触って決めたい)ConoHa WING または mixhost970円/968円(初回)一括構築、もしくは30日間返金保証で本番環境を試せる

この記事で最も伝えたいのは次の1点です。初心者が最初の1台で失敗するのは、サーバーの性能を間違えたからではなく、契約条件を確認しないまま申し込んでしまうからです。12ヶ月契約なら4社の月額差は最大でも月77円(968円〜1,045円)しかありません。差が出るのは、お試しの可否・支払い方法・特典の条件のほうです。

この記事で分かること

  • 初心者が最初の1台を選ぶとき、実際に確認すべき5項目(それ以外は後から変えられます)
  • 36ヶ月ではなく12ヶ月契約で比べたときの、主要4社の実際の差
  • WordPressを始めるまでの手順が、サービスごとにどれくらい違うか
  • 申し込み画面で見落としやすい条件(クイックスタートを使うと無料お試しが使えないなど)
  • 目的別の結論と、初心者が失敗しやすい5つのパターン

サーバーそのものの仕組みや、共用サーバーとVPSの違いから知りたい方は、基礎解説の記事を先にお読みいただくと理解しやすくなります。5社を3年総額で比べた記事、各サービス単体の評判記事も別途用意しています。

最初の1台なら、確認するのはこの5項目だけでいい

比較サイトには10項目以上のスペック表が並んでいますが、1台目の契約時点で判断に影響するのは次の5つです。それ以外(転送量、PHPのバージョン、データベース数など)は、個人ブログ規模ならどのサービスでも足ります。

1. 12ヶ月契約の月額(36ヶ月ではなく)

広告に出ている「月額◯◯円〜」は、ほぼ36ヶ月契約かつキャンペーン適用時の単価です。36ヶ月契約は2万円前後の一括前払いになり、途中でやめても基本的に返金されません。初めての1台なら、まず12ヶ月契約の金額で比べてください。

2. 無料で試せるか、試せないか

無料お試し期間や返金保証があると、管理画面を実際に触ってから判断できます。ただし「サービスにお試しがある」と「自分の申し込み方法でお試しが使える」は別です。この落とし穴は後の章で具体的に説明します。

3. WordPressを始めるまでの手順数

「かんたんセットアップ」「クイックスタート」といった機能があると、サーバー契約・ドメイン取得・SSL設定・WordPress設置を申し込みの流れの中で一度に済ませられます。手動で行う場合と比べ、初回の作業量がはっきり変わります。

4. バックアップが無料で付くプランか

バックアップとは、サイトのデータを毎日自動で保存しておく仕組みです。プラグインの更新やテーマの編集で表示が壊れることは実際に起きます。同じサービスでも、下位プランは無料バックアップの対象外ということがあるため、プラン単位で確認します。

5. 困ったときの連絡手段

電話で聞きたいのか、メールやチャットで十分なのかを決めておくと候補が絞れます。電話窓口が公開されていないサービスや、上位プラン限定のサービスもあります。

逆に、初心者が最初に気にしなくてよいのは「表示速度のベンチマーク」と「容量の大きさ」です。個人ブログの立ち上げ時点では、主要各社のどれを選んでもサーバー性能が原因で困ることはほとんどありません。

初心者向け比較表:主要4社を12ヶ月契約で並べる(2026年9月3日確認)

各社の入門〜標準プランを、同じ評価項目で整理しました。料金はすべて税込です。

比較項目 エックスサーバー
スタンダード
ConoHa WING
ベーシック
ロリポップ!
ハイスピード
mixhost
スタンダード
月額(12ヶ月)990円970円1,045円968円(初回)
月額(36ヶ月)693円659円660円858円(初回)
更新後の月額各契約期間の通常料金各契約期間の通常料金各契約期間の通常料金1,518円(12ヶ月更新時)
初期費用0円0円0円公式ページに記載なし
選べる契約期間3/6/12/24/36ヶ月3/6/12/24/36ヶ月1/3/6/12/24/36ヶ月3/6/12/24/36ヶ月
WordPress導入クイックスタート/簡単インストール/簡単移行かんたんセットアップ(サーバー・ドメイン・WP・テーマ・SSLを一括)/かんたん移行簡単インストール(最短60秒)WordPress Toolkit
独自ドメイン特典最大2つ永久無料
(スタンダードは11種類から)
最大2つ永久無料
(WINGパック契約時)
2つ永久無料
(ハイスピード以上かつ12ヶ月以上契約・自動更新設定)
公式料金ページに無料特典の記載なし
独自SSL無料・無制限無料・無制限(Let’s Encrypt)無料無料
自動バックアップ過去14日分
(Web・メール・MySQL)
過去14日分
復元も追加料金なし
無料
(ハイスピード以上)
過去14日分・自分で復元可
(ライトは対象外)
サポート電話 平日10:00〜18:00
チャット(有人 平日10:00〜18:00/ボット24時間)
メール
電話 平日10:00〜18:00
メールフォーム
AIチャット24時間
メール・チャット・電話
(電話はスタンダード以上)
メール・チャットボット中心
電話窓口の公開なし
無料お試し/返金10日間無料お試し
(クイックスタート利用時は対象外)
WINGパックはお試しなし10日間無料お試し
(クレジットカード不要)
お試しなし
30日間返金保証
実施中のキャンペーン最大30%OFF
2026年9月7日17:00まで
Webサイト制作応援キャンペーン
2026年9月9日16:00まで
確認時点で有効なものを確認できずサマーキャンペーン(25%OFF)は9月1日終了

この表から読み取れる3つのこと

  • 12ヶ月契約なら、料金はほぼ横並びです。968〜1,045円の範囲に4社が収まっており、月額差は最大でも77円。1年で1,000円程度の違いにしかなりません。料金で悩む時間はほとんど無駄ということです。
  • 差が出るのは「試せるか」と「連絡手段」です。ロリポップ!は10日間の無料お試しをクレジットカードなしで使えます。一方でConoHa WINGのWINGパックにはお試しがなく、mixhostは電話窓口が公開されていません。
  • 特典とバックアップには必ず条件が付きます。ロリポップ!のドメイン永久無料は「ハイスピード以上・12ヶ月以上契約・自動更新設定」が条件で、下位プランでは対象外です。バックアップも同様にプランで変わります。

※エックスサーバーの割引は2026年8月4日17:00〜9月7日17:00のキャンペーンに基づきます。ConoHa WINGは2026年9月9日16:00までの新規申し込みが対象です。ロリポップ!は2026年9月3日時点で公式キャンペーン一覧に有効なキャンペーンの掲載を確認できませんでした。mixhostのサマーキャンペーンは2026年9月1日で終了と告知されており、後継キャンペーンの有無は確認できていません。いずれも変更の可能性があるため公式サイトでご確認ください。

各社の詳細と、初心者にとっての向き不向き

エックスサーバー:迷ったときに選びやすい総合型

国内で長く運営されている老舗サーバーです。初心者にとっての実用的なメリットは性能よりも情報量で、設定でつまずいたときに公式マニュアルと第三者の解説記事の両方が見つかります。これは1台目では地味に効きます。

スタンダードプランの月額は12ヶ月で990円、36ヶ月で693円。ストレージはNVMe SSD、自動バックアップはWeb・メール・データベースとも過去14日分です。電話窓口が平日10:00〜18:00で公開されており、有人チャットも同じ時間帯に利用できます。

メリット

  • 解説情報が多く、検索で自己解決しやすい
  • 電話・チャット・メールの3手段が使える
  • 自動バックアップが標準付属(追加料金なし)
  • 他社からのWordPress簡単移行に対応

デメリット・注意点

  • クイックスタートを使うと10日間の無料お試しが使えない
  • クイックスタート利用時の支払方法はクレジットカードとあと払い(ペイディ)のみ
  • 3ヶ月契約は月1,320円と割高

向いている人

  • 電話で相談できる安心感がほしい人
  • 調べながら自分で進めたい人
  • 1年以上続ける見込みがある人

向いていない人

  • まず無料で管理画面を触ってから決めたい人(この場合はクイックスタートを使わない申し込みを選ぶ)
  • 銀行振込やコンビニ払いで支払いたい人

ConoHa WING:申し込みだけで公開まで進みたい人向け

WINGパックの「かんたんセットアップ」は、レンタルサーバー・独自ドメイン・WordPress本体・WordPressテーマ・SSLをまとめて取得・設定できる機能です。初回の作業量という点では、今回比較した4社の中で最も少なくなります。

ベーシックプランは12ヶ月で月970円、36ヶ月で月659円。自動バックアップは過去14日分で、復元にも追加料金はかかりません。高速化にはLiteSpeed LSAPIとWEXAL Page Speed Technologyが使われています。電話窓口は平日10:00〜18:00です。

メリット

  • サーバー・ドメイン・WordPress・テーマ・SSLを一括で設定できる
  • 独自ドメインが最大2つ永久無料
  • 自動バックアップの復元が追加料金なし
  • 12ヶ月・36ヶ月とも4社の中で低い水準の単価

デメリット・注意点

  • WINGパックには無料お試し期間がない(契約前に管理画面を触れない)
  • キャンペーンは新規申し込み対象で期限がある
  • 無料ドメインは契約継続が前提のため、解約時の扱いを事前に確認する必要がある

向いている人

  • 設定作業を最小限にしたい人
  • ドメイン取得を別サービスで行いたくない人
  • 始めることをすでに決めている人

向いていない人

  • お金を払う前に中身を確認したい人

ロリポップ!:金額のハードルを一番下げられる

プランが5段階に分かれており、月額231円のエコノミーから選べます。10日間の無料お試しがクレジットカード登録なしで使える点は、初めてサーバーを契約する人にとって心理的な負担が小さい仕組みです。1ヶ月単位の契約にも対応しています。

プラン12ヶ月36ヶ月自動バックアップドメイン永久無料
エコノミー231円121円対象外対象外
ライト539円330円対象外対象外
スタンダード957円605円対象外対象外
ハイスピード1,045円660円無料2つ
エンタープライズ2,585円2,420円無料2つ

WordPressを長く運用するつもりなら、自動バックアップとドメイン永久無料の対象になるハイスピード以上が基準になります。ただし12ヶ月契約のハイスピードは1,045円で、この価格帯なら他社と比べる価値があります。

ここが判断の分かれ目です。「とりあえず安く始めたい」ならライト(12ヶ月 月539円)ですが、バックアップとドメイン特典は付きません。本気で続ける前提ならハイスピード、まだ分からないならライトで試して後からプラン変更、という2段構えが現実的です。ロリポップ!はプラン変更に対応しています。

メリット

  • 10日間の無料お試しがクレジットカード不要
  • 1ヶ月契約に対応しており、短期で見直せる
  • 月額231円から始められる
  • WordPress簡単インストールは最短60秒

デメリット・注意点

  • 電話サポートはスタンダードプラン以上
  • 自動バックアップとドメイン永久無料はハイスピード以上が対象
  • ドメイン永久無料には12ヶ月以上契約と自動更新設定が必要
  • 12ヶ月契約のハイスピードは4社中で最も高い

向いている人

  • 初期の出費をできるだけ抑えたい人
  • 続くかどうか分からないので短期で試したい人
  • クレジットカードを使わずに試したい人

向いていない人

  • 下位プランのまま電話サポートやバックアップを求める人

mixhost:本番環境で試せるが、2年目の料金確認が必須

無料お試し期間はありませんが、30日間の返金保証があります。実際に記事を書いて運用してから判断できるという意味では、10日間のお試しより実態に近い検証ができます。LiteSpeedベースの構成で、自動バックアップは過去14日分、復元も自分で行えます。

ただしmixhostは、初回料金と更新料金が公式ページで明確に分けて表示されている点を必ず確認してください。

契約期間(スタンダード)初回月額更新月額差額(月)
12ヶ月968円1,518円+550円
24ヶ月913円1,408円+495円
36ヶ月858円1,298円+440円

誤解しやすいのですが、これはmixhostだけの問題ではありません。エックスサーバーやConoHa WINGのキャンペーンも「初回契約に対する割引」であり、更新時は各契約期間の通常料金が基準になります。mixhostは更新料金を数字で明示しているぶん、むしろ確認しやすいケースといえます。

メリット

  • 30日間返金保証で本番環境を試せる
  • 自動バックアップを自分で復元できる
  • 12ヶ月契約の初回料金は4社で最安水準

デメリット・注意点

  • 更新時に月額が約1.5倍になる
  • 電話窓口が公開されていない(メール・チャットボット中心)
  • ライトプランは自動バックアップの対象外
  • 公式料金ページに独自ドメイン無料特典の記載を確認できなかった

向いている人

  • 実際に運用してから続けるか決めたい人
  • 文字ベースのやり取りで自己解決できる人

向いていない人

  • 電話サポートを重視する人
  • 2年目以降の料金を上げたくない人

目的別の結論:あなたが優先するものはどれか

総合でおすすめ:エックスサーバー スタンダード

迷ったときに選びやすいのはエックスサーバーです。理由は性能ではなく「詰まったときに前に進める確率が高い」という一点にあります。電話窓口が平日に開いており、検索すれば公式マニュアルと解説記事の両方が出てきます。12ヶ月契約で月990円と、価格も突出して高いわけではありません。

料金重視:ロリポップ! ライト

12ヶ月契約で月539円。他社の約半額で、年間で5,000円以上の差になります。ただし自動バックアップとドメイン永久無料は対象外なので、「まず始めてみる」ための選択肢と位置づけるのが正確です。続けることが決まったらハイスピードへ変更する、という進め方ができます。

使いやすさ重視:ConoHa WING ベーシック

かんたんセットアップは、サーバー・ドメイン・WordPress・テーマ・SSLを申し込みの流れで一括構築します。「何をどの順番でやればいいのか分からない」という状態を、そもそも発生させないのが最大の価値です。設定作業そのものが不安な人はここが有力候補になります。

WordPress初心者向け:ConoHa WING または mixhost

ここは2つに分かれます。手順を減らしたいならConoHa WING、お金を払う前提でも実際に運用してから判断したいならmixhost(30日間返金保証)です。「無料で管理画面だけ見てみたい」という段階なら、10日間お試しのあるロリポップ!やエックスサーバーが該当します。

4つの結論をまとめると、選択を分けているのは料金ではなく「不安の種類」です。設定が不安ならConoHa WING、詰まったときが不安ならエックスサーバー、続けられるか不安ならロリポップ!かmixhost。この整理で自分がどれに当てはまるかを考えると決まりやすくなります。

表示速度は、初心者の選定基準にはなりにくい

4社とも高速化の仕組みを持っています。エックスサーバーはNVMe SSDとXアクセラレータ、ConoHa WINGはLiteSpeed LSAPIとWEXAL、ロリポップ!はハイスピード以上でLiteSpeed、mixhostもLiteSpeedベースです。

ただし各社の「最速」という表現は、測定条件が公開されていない場合も多く、そのまま比較するのは適切ではありません。実際の表示速度は、テーマの構造・画像サイズ・プラグインの数に大きく左右されます。

個人ブログを始める段階であれば、今回の4社のどれを選んでもサーバーが原因で明確に遅くなることはほとんどありません。速度を上げたいなら、サーバー比較に時間を使うより、画像の圧縮と不要プラグインの整理に時間を使うほうが効果的です。

初心者が失敗しやすい5つのパターン

今回の調査で、申し込み画面まで進まないと気づきにくい条件がいくつか見つかりました。事前に知っておくと避けられるものばかりです。

  • 「無料お試しがある」と思って申し込んだのに、お試しにならない
    エックスサーバーのWordPressクイックスタートを利用する場合、10日間の無料お試し期間は適用されず、申し込みと同時に料金の支払いが発生します。支払方法もクレジットカードとあと払い(ペイディ)に限定されます。無料で試したいなら、クイックスタートを使わない申し込み方法を選ぶ必要があります。
  • ConoHa WINGを「試してから決める」つもりでいる
    WINGパックには無料お試し期間がありません。かんたんセットアップの手軽さと引き換えに、契約前に管理画面を確認する手段がない点は先に理解しておく必要があります。
  • 安いプランを選んだらバックアップが付いていなかった
    ロリポップ!はハイスピード以上、mixhostはライト以外が無料バックアップの対象です。「サービスに機能がある」ことと「自分のプランで使える」ことは別なので、プラン単位で確認してください。
  • ドメイン永久無料の条件を満たしていなかった
    ロリポップ!のドメイン永久無料は、ハイスピード以上かつ12ヶ月以上契約、さらに自動更新設定が条件です。特典目当てで選ぶ場合は、適用条件まで読んでから申し込んでください。
  • 2年目の請求で金額が上がって驚く
    mixhostは12ヶ月契約のスタンダードで初回968円→更新1,518円です。他社のキャンペーンも初回契約への割引であり、更新時は通常料金が基準になります。公式ページで「更新」「通常料金」という表記を探して、2年目の金額を確認しておいてください。

最初の1台を決めるまでの4ステップ

すべての項目を比べようとすると決まりません。次の順番で絞り込むと、候補はほぼ1〜2社になります。

「試したいか」「すぐ始めたいか」を決める

無料で管理画面を触ってから決めたいなら、ロリポップ!(10日間・クレジットカード不要)またはエックスサーバー(10日間、クイックスタートを使わない申し込み)。すでに始めると決めているなら、ConoHa WINGのかんたんセットアップが最短です。

契約期間を12ヶ月に固定して料金を見る

36ヶ月契約は単価が下がりますが、2万円前後の一括前払いになり、途中でやめても基本的に返金されません。1台目は12ヶ月で比べ、続けられると分かってから長期契約へ切り替えるほうが安全です。

バックアップとドメイン特典の対象プランを確認する

この2つはプランによって対象が変わります。特典を使う前提なら、対象プランの料金で計算し直してください。ロリポップ!の場合、ここでライトからハイスピードへ候補が変わることがあります。

連絡手段を確認して決める

電話で聞きたいならエックスサーバーかConoHa WING(ロリポップ!はスタンダード以上)。文字でのやり取りで問題ないなら全社が候補です。ここまで決めれば、最初の1台は決まります。

よくある質問

Q. 初心者は結局どれを選べばいいですか?

優先するものによって変わります。安心して相談したいならエックスサーバー、設定の手間を減らしたいならConoHa WING、金額を抑えたいならロリポップ!、実際に運用してから判断したいならmixhostが候補です。この記事の「目的別の結論」を基準にしてください。

Q. 契約期間は12ヶ月と36ヶ月のどちらがよいですか?

初めての1台なら12ヶ月をおすすめします。36ヶ月は単価が下がる代わりに2万円前後の一括前払いとなり、途中でやめても基本的に返金されません。続けられると判断できてから長期契約に切り替えるほうが、結果的に損をしにくくなります。

Q. 無料お試しがあるのはどれですか?

2026年9月3日時点で、エックスサーバーとロリポップ!が10日間の無料お試しを提供しています。ロリポップ!はクレジットカード登録が不要です。mixhostはお試しの代わりに30日間返金保証、ConoHa WINGのWINGパックにはお試し期間がありません。

Q. エックスサーバーのクイックスタートは使ったほうがいいですか?

すぐに始めると決めているなら便利ですが、利用すると10日間の無料お試しが適用されず、申し込みと同時に支払いが発生します。支払方法もクレジットカードとあと払い(ペイディ)に限られます。先に試したい場合は、クイックスタートを使わずに申し込んでください。

Q. WordPressの設置は自分でできますか?

できます。4社とも簡単インストール機能を備えており、FTPソフトを使った手動設置は不要です。ConoHa WINGのかんたんセットアップやエックスサーバーのクイックスタートを使えば、申し込みの流れの中でWordPress設置まで完了します。

Q. 独自ドメインは別で買う必要がありますか?

エックスサーバーとConoHa WINGは、契約中は最大2つのドメインが永久無料になる特典があります。ロリポップ!はハイスピード以上で2つ永久無料(12ヶ月以上契約・自動更新設定が条件)です。特典がない場合は、年間1,000〜2,000円程度のドメイン費用を別途見込んでください。

Q. バックアップは本当に必要ですか?

プラグインの更新やテーマの編集でサイトが表示されなくなることは実際に起こります。復旧を自分で行うのは初心者には負担が大きいため、自動バックアップが無料で付くプランを選んでおくと安心です。エックスサーバーとConoHa WINGは標準で付きます。

Q. 途中でプランやサーバーを変更できますか?

プラン変更は各社とも対応しています。サーバーの乗り換えも可能で、エックスサーバーとConoHa WINGはWordPressの移行支援機能を用意しています。ただし無料ドメイン特典を使っている場合、解約後のドメインの扱いを事前に確認しておく必要があります。

Q. 電話で相談できるのはどれですか?

エックスサーバー(平日10:00〜18:00)とConoHa WING(平日10:00〜18:00)が電話窓口を公開しています。ロリポップ!はスタンダードプラン以上が対象です。mixhostは電話窓口を公開しておらず、メールとチャットボットが中心となります。

Q. いま申し込むとキャンペーンは適用されますか?

2026年9月3日時点では、エックスサーバーが最大30%OFF(9月7日17:00まで)、ConoHa WINGがWebサイト制作応援キャンペーン(9月9日16:00まで)を実施しています。ロリポップ!は有効なキャンペーンを確認できず、mixhostのサマーキャンペーンは9月1日に終了と告知されています。キャンペーンは頻繁に入れ替わるため、申し込み前に公式サイトで最新条件をご確認ください。

Q. 最初から高いプランを選んだほうがいいですか?

その必要はありません。個人ブログの立ち上げ時点では、各社の入門〜標準プランで十分です。アクセスが増えてから上位プランへ変更できるため、最初から容量やスペックの大きいプランを選ぶ理由はほとんどありません。

まとめ

2026年9月3日時点で主要4社の公式情報を確認した結果、初心者が最初の1台を選ぶときの判断ポイントは3つに整理できました。

  • 12ヶ月契約なら料金の差はほとんどありません。968〜1,045円の範囲に4社が収まっており、料金で長く悩む意味は薄いといえます(ロリポップ!ライトのみ539円と別水準)。
  • 実際に差が出るのは契約条件です。無料お試しの有無、申し込み時の支払い方法、電話窓口の有無、バックアップと特典の対象プラン。ここを確認せずに申し込むことが、初心者の失敗の大半を占めます。
  • 最初から完璧に選ぶ必要はありません。プラン変更もサーバー移行も後からできます。12ヶ月契約で始めて、続けられると分かってから見直すのが現実的です。

もし1つだけ決めるとすれば、「無料で試してから決めたいか、すぐ始めたいか」を先に決めてください。試したいならロリポップ!かエックスサーバー、すぐ始めたいならConoHa WING。この1問で候補は半分に減ります。あとは電話サポートが要るかどうかで、ほぼ1社に絞れます。

本記事の料金・キャンペーン・仕様は2026年9月3日に各社公式サイトで確認したものです。なお、mixhostの初期費用および独自ドメイン無料特典の詳細、ロリポップ!の現在実施中のキャンペーンについては、今回の調査では公式ページ上で確認できませんでした。価格や条件は変更される場合があるため、申し込み前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。