本記事には広告(PR)を含みます。

ロリポップ!は2001年から続く共用レンタルサーバーで、月額数百円という料金の安さから、WordPressブログを始めるときの候補に挙がりやすいサービスです。一方で「安いぶん遅いのでは」「サポートは大丈夫か」という評判も見かけます。

この記事では、ロリポップ!の評判を公式サイトで確認できる事実と利用者レビューで指摘されている傾向に分けて整理しました。料金・速度・WordPressの使いやすさに加えて、2026年1月に実施された価格改定やプランによって条件が変わる特典・サポートまで含めて扱います。

調査情報(本記事の前提)

2026年9月3日 公式サイト確認 全プランの料金を実額で掲載 特典・サポートの適用条件まで明示
  • 最終確認日:2026年9月3日
  • 調査対象:ロリポップ!レンタルサーバー(エコノミー/ライト/スタンダード/ハイスピード/エンタープライズ)。比較参考としてエックスサーバー(スタンダード)、ConoHa WING(ベーシック)
  • 確認項目:契約期間別の月額料金/初期費用/2026年の価格改定内容/実施中のキャンペーン/Webサーバー種別とLiteSpeedの対象プラン/ディスク容量・独自ドメイン数・MySQL数・転送量/WordPress関連機能/独自SSL/自動バックアップと有料バックアップオプションの区別/「ドメインずっと無料」の適用条件/メール・チャット・電話サポートの対象プランと受付時間/無料お試し期間
  • 主な情報源:ロリポップ!公式の料金ページ・プラン別仕様ページ・バックアップ仕様ページ・ドメインずっと無料の特典ページ・価格改定のお知らせ・キャンペーン情報ページ・公式サポートFAQ、エックスサーバー公式料金ページ、ConoHa WING公式料金ページ、および第三者レビューサイトに公開されている利用者レビュー

料金・キャンペーン・仕様は変動します。申し込み前には必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。本記事の金額はすべて税込です。

この記事で分かること

  • ロリポップ!の評判のうち、公式情報で裏付けが取れる部分と取れない部分
  • 2026年9月時点の全プラン・契約期間別の料金と、2026年1月の価格改定で何が変わったか
  • 「遅い」という評判の中身と、プランごとのサーバー構成の違い
  • 混同されやすい2種類のバックアップ(無料の自動バックアップと月440円のオプション)の違い
  • エックスサーバー・ConoHa WINGと比べたときの具体的な料金差と機能差
  • 「ドメインずっと無料」や電話サポートの見落としやすい適用条件

結論:2026年9月時点でのロリポップ!の評価

  • 「安い」という評判は、36ヶ月契約に限れば正しいと言えます。ハイスピードプランは36ヶ月契約で月660円ですが、12ヶ月契約では月1,045円、1ヶ月契約では月1,430円です。契約期間によって2倍以上の差が出ます。
  • 「遅い」という評判は、プランを区別すると評価が変わります。LiteSpeed(WordPressの表示処理に強いWebサーバー)を使えるのはハイスピード/エンタープライズのみで、エコノミー・ライト・スタンダードはNginx+Apache構成です。速度を重視するならハイスピード以上が前提になります。
  • バックアップの説明は特に注意が必要です。ハイスピード/エンタープライズには自動バックアップが無料で付きますが、過去7世代分のデータを任意にダウンロードできる「7世代バックアップ」は月440円の有料オプション(無料はエンタープライズのみ)です。この2つは別物です。
  • 2026年1月5日に全プランで価格改定(値上げ)が行われています。過去の記事に載っている「月550円〜」といった価格は現行の料金ではありません。
  • 初心者向きかどうかは「10日間の無料お試し」で判断できます。クレジットカード不要で管理画面を確認でき、期間内に入金しなければ料金は発生しません。

以下では、この結論の根拠を料金・速度・機能・サポート・他社比較の順に確認していきます。レンタルサーバーそのものの仕組みから知りたい方は、基礎知識の記事を先に読んでおくと理解しやすくなります。

ロリポップ!レンタルサーバーの基本情報

ロリポップ!は共用サーバー(1台のサーバーを複数の利用者で分け合う方式)です。運営はGMOペパボ株式会社で、2001年からサービスを提供しています。

項目内容(2026年9月3日 公式サイト確認)
サービス種別共用レンタルサーバー
運営会社GMOペパボ株式会社
サービス開始2001年
プラン構成エコノミー/ライト/スタンダード/ハイスピード/エンタープライズの5プラン
初期費用0円(全プラン共通)
無料お試し10日間(クレジットカード不要)
データ転送量無制限
独自SSL無料
WordPress対応ライトプラン以上(エコノミーは非対応)
最短契約期間1ヶ月から選択可

ブログ用途で実質的に候補になるのは2プラン

5プランありますが、WordPressでブログを始める場合に検討対象になるのはライトとハイスピードの2つです。エコノミーはWordPressに対応しておらず、スタンダードはハイスピードとの価格差が小さいため、選ぶ理由が限定されます。

エンタープライズは1.2TBの大容量プランで、個人ブログの開設時点で必要になることはほとんどありません。

ロリポップ!の料金:2026年1月に価格改定が行われている

ロリポップ!の料金を調べるとき、まず押さえておきたいのが2026年1月5日に全プランで実施された価格改定です。公式のお知らせでは、AI技術の普及にともなうデータセンター・サーバーの需給逼迫を理由として説明されています。

改定は2026年1月5日10:00以降の新規申し込み・契約更新から適用されています。そのため、これより前に書かれた紹介記事の金額は現行のものではありません。

契約期間別の月額料金(主要3プラン)

契約期間ライトスタンダードハイスピード
1ヶ月605円1,265円1,430円
3ヶ月572円1,210円1,320円
6ヶ月550円1,122円1,210円
12ヶ月539円957円1,045円
24ヶ月462円770円990円
36ヶ月330円605円660円

※2026年9月3日に公式料金ページで確認。エコノミーは1〜24ヶ月が月231円、36ヶ月が月121円。エンタープライズは1ヶ月が月2,860円、36ヶ月が月2,420円です。

前払い総額で見るとどうなるか

ロリポップ!は契約期間分を前払いする形式です。月額だけを見ると差が小さく見えるため、初回に支払う総額で確認しておくと判断しやすくなります。

契約期間ハイスピード 月額前払い総額(目安)
1ヶ月1,430円1,430円
12ヶ月1,045円12,540円
24ヶ月990円23,760円
36ヶ月660円23,760円

※前払い総額は月額×契約月数で算出した参考値です。実際の請求額は公式サイトの申し込み画面でご確認ください。

ここが料金の評判が分かれる理由です。広告や紹介記事で目にする「月660円」は36ヶ月契約時の価格で、約23,760円の前払いが前提です。同じハイスピードプランでも12ヶ月契約なら月1,045円と、約1.6倍になります。「安い」という評判と「思ったより高い」という評判が両方あるのは、見ている契約期間が違うためです。

なお24ヶ月契約と36ヶ月契約は前払い総額がほぼ同額(いずれも約23,760円)です。同じ支払額で12ヶ月長く使えるため、2年以上続ける前提なら36ヶ月契約が合理的という判断になります。

2026年9月時点のキャンペーン状況

ロリポップ!は過去に「契約期間の無料延長」型のキャンペーンを実施してきました。2026年3月には対象プランの契約に3ヶ月分の期間を無料延長する施策が行われています(実施期間は2026年3月3日〜3月30日で終了済み)。

2026年9月3日時点の公式キャンペーン情報ページでは、現在進行中の新規キャンペーンは確認できませんでした。キャンペーンは不定期に更新されるため、申し込み前に公式のキャンペーン情報ページを確認することをおすすめします。

「ロリポップは遅い」という評判の中身

ロリポップ!の評判で最もよく見かけるのが速度に関する指摘です。この評判を判断するには、プランによってWebサーバーの構成が違うという前提を押さえる必要があります。

プラン別のサーバー構成

項目ライトスタンダードハイスピード
WebサーバーNginx+ApacheNginx+ApacheNginx+LiteSpeed
SSD容量350GB450GB700GB
独自ドメイン数200300無制限
MySQL数50100無制限
データ転送量無制限無制限無制限
WordPress対応対応対応対応

※2026年9月3日に公式料金ページ・プラン別仕様ページで確認。エコノミーは120GB/独自ドメイン50/MySQL非対応、エンタープライズは1.2TB/独自ドメイン無制限/MySQL無制限です。

LiteSpeedとは何か

LiteSpeedは、Webサーバーソフト(サイトへのアクセスを受け取ってページを返す仕組み)の一種です。WordPressのようにその都度ページを組み立てるサイトの処理に強く、専用のキャッシュ機能と組み合わせることで表示を高速化できます。

公式サイトでは「Apacheと比較して最大84倍の処理性能」と記載されています。ただしこれは公式が提示している性能指標であり、実際のサイトで同じ差が出ることを示すものではありません。表示速度は使用するテーマ・プラグイン・画像サイズ・同居サイトの負荷などにも左右されます。

「遅い」という評判をどう読むか。速度に関する指摘の多くは、Nginx+Apache構成であるライト以下のプランを使ったケース、またはLiteSpeed導入前の情報に由来していると考えられます。ハイスピード以上とライト以下では構成そのものが違うため、プランを特定せずに「ロリポップは遅い/速い」と一般化した評判は、そのまま判断材料にはしにくいと言えます。

共用サーバーである以上、速度は変動する

ロリポップ!に限らず共用サーバーは、1台のサーバーを複数の利用者で共有します。同じサーバーに同居しているサイトの負荷によって、体感速度が変動する可能性があります。これは価格帯を問わず共用サーバー全般に共通する性質です。

安定した処理性能が必要になる規模であれば、共用サーバーではなくVPSや専用サーバーが選択肢になります。

WordPressの始めやすさと主な機能

ロリポップ!がブログ用途で選ばれる理由は、料金だけではありません。WordPress関連の機能を確認します。

WordPress簡単インストール

ライトプラン以上で、管理画面から必要事項を入力するだけでWordPressを設置できます。データベースの作成やファイルのアップロードといった手順を自分で行う必要がありません。

また他社サーバーで運用中のWordPressを移行する「WordPress簡単引っ越し」機能も用意されています。

独自SSLは無料

独自SSL(サイトのURLをhttpsにして通信を暗号化する仕組み)は無料で利用できます。追加費用なしでhttps化できるため、開設時点で別途費用が発生することはありません。

2種類のバックアップは別物として区別する

ロリポップ!のバックアップは、紹介記事でも混同されやすい部分です。公式サイトの記載では次の2つが存在します。

種類内容料金・対象
自動バックアップサーバー側で自動的に取得。復元データの提供も無料ハイスピード/エンタープライズは無料。エコノミー・ライト・スタンダードは対象外
7世代バックアップ(オプション)過去7回分のバックアップデータを任意のタイミングでダウンロードできるオプション機能月440円の有料オプション。エンタープライズのみ無料

※2026年9月3日に公式料金ページおよびバックアップ仕様ページで確認。

ライト以下のプランを選ぶ場合、バックアップは実質的に別費用または自己管理になります。月440円のオプションを付けると、ライト(12ヶ月契約・月539円)は実質979円となり、ハイスピードの12ヶ月契約(月1,045円)とほぼ変わらなくなります。バックアップを重視する場合、ライトとハイスピードの価格差は見た目ほど大きくありません。

セキュリティ機能

無料独自SSL、WAF(不正なアクセスを検知して遮断する仕組み)、海外アタックガード、Web改ざん通知などが標準で用意されています。個人ブログを運用するうえで、追加のセキュリティ費用が前提になることはありません。

WordPressを設置したあとにやるべき初期設定は、別記事で手順をまとめています。

「ドメインずっと無料」の適用条件

ロリポップ!の特典で最も条件を見落としやすいのが「ドメインずっと無料」です。「独自ドメイン2個が無料」と表示されますが、無条件で2個付くわけではありません。

項目条件(2026年9月3日 公式サイト確認)
対象プランハイスピード/エンタープライズのみ
無料になる数最大2個
契約期間12ヶ月以上の契約
自動更新設定12ヶ月以上の自動更新設定が必須
適用タイミング新規契約時のみ(既存契約への後付け不可)
1個目の対象.com/.jp/.net/.org/.info など43種類以上
2個目の対象.blog/.online/.space/.website/.tech/.site/.fun/.tokyo/.shop に限定

特に確認しておきたい3点

  • ライト以下のプランは対象外です。料金の安さでライトを選んだ場合、ドメイン費用(年1,500円前後が目安)は別途かかります。
  • 2個とも .com にすることはできません。2個目に選べるのは .blog/.site/.online などに限られます。
  • 無料が続くのは条件を満たしている間だけです。プランを下げたり、自動更新設定を外したりすると、次回更新時から有料に切り替わります。

サポート体制:窓口ごとに対象プランと受付時間が違う

ロリポップ!のサポートは、窓口によって対象プランと受付時間が異なります。2026年9月3日時点の公式サポートFAQの記載は次のとおりです。

窓口対象プラン受付時間・返信目安
メール全プラン受付は24時間。返信目安はハイスピード/エンタープライズが24時間以内、それ以外は48時間以内
チャット(有人)エコノミー以外平日 9:30〜13:00/14:00〜17:30
電話スタンダード/ハイスピード/エンタープライズ平日 10:00〜18:00
AIチャット全プラン24時間365日

ライトプランには電話サポートがありません。また有人チャット・電話はいずれも平日日中のみで、土日祝は対象外です。24時間365日対応と案内されているのはAIチャット(自動応答)です。夜間や休日に人によるサポートを受けたい場合は、この点を前提に判断してください。

利用者レビューで挙がっている評判

公式情報だけでは分からない部分を補うため、第三者のレビューサイトや利用報告に公開されている内容を確認しました。ここで扱うのは公開されているレビューの傾向であり、すべての利用者に当てはまるものではありません。

良い評価として挙がっている内容

  • 固定費の低さ:収益が出ていない立ち上げ期に、月々の負担が小さいことを評価する声が多く見られます。
  • 管理画面の分かりやすさ:日本語のマニュアルが整備されており、設定項目が多すぎないため迷いにくいという指摘があります。
  • ハイスピードへの変更後の体感:ライトからハイスピードに変更したあと、管理画面や表示の重さが改善したという報告が見られます。
  • 運営の継続性:20年以上の運営実績と上場企業グループによる運営を、安心材料として挙げる声があります。
  • 無料お試しの存在:クレジットカードなしで10日間試せる点を評価する意見があります。

不満・デメリットとして挙がっている内容

  • 下位プランでの重さ:ライトプランでアクセスが増えたときに表示が重くなり、上位プランへの変更が必要になったという報告があります。
  • メールサポートの返信速度:返信までに時間がかかるという指摘が見られます(公式の返信目安はライト以下で48時間以内)。
  • 料金表示の分かりにくさ:最安値が36ヶ月契約前提であることに、申し込み段階で気づいたという声があります。
  • サービス名の印象:法人サイトや業務用途で「ロリポップ!」という名称が使いにくいという意見があります。
  • 上位プランで使えなくなる機能がある:ハイスピードに変更したらアクセス解析が使えなくなった、という指摘があります。これは公式FAQでも確認できる仕様です(次章で詳しく扱います)。

不満点を整理すると、サーバーそのものの品質より「プラン選びのミスマッチ」と「料金条件の読み違え」に集中していることが分かります。裏を返せば、プランと契約期間を正しく理解したうえで選べば、不満の多くは事前に回避できるという読み方ができます。

他社との違い:エックスサーバー・ConoHa WINGとの比較

評判を判断するには、単体で見るより同条件のプランと並べるほうが分かりやすくなります。初心者が候補にしやすい3社を、同じ評価項目で整理しました。

比較項目 ロリポップ!
ハイスピード
エックスサーバー
スタンダード
ConoHa WING
ベーシック
月額(36ヶ月)660円693円659円
月額(24ヶ月)990円836円844円
月額(12ヶ月)1,045円990円970円
最短契約期間1ヶ月(月1,430円)3ヶ月(月1,320円)3ヶ月(月1,331円)
初期費用0円0円0円
ディスク容量700GB SSD500GB NVMe SSD500GB SSD
WebサーバーNginx+LiteSpeed(ハイスピード以上)公式サイトで高速化技術を独自に導入と表記公式サイトで高速化技術を独自に導入と表記
WordPress導入簡単インストール/簡単引っ越し簡単インストール/サイトコピー/簡単移行かんたんセットアップ(申込と同時に構築)
独自ドメイン特典2個ずっと無料(12ヶ月以上契約+自動更新設定)永久無料 最大2個(契約期間・自動更新設定が条件)最大2個永久無料(2個目は種類限定)
独自SSL無料無料無料
自動バックアップハイスピード以上は無料(7世代ダウンロードは月440円のオプション)過去14日分・全プラン無料過去14日分
サポートメール(24時間以内)/有人チャット・電話は平日日中電話・有人チャット 平日10:00〜18:00(電話は全プラン対象)メール・チャット・電話
無料お試し10日間(クレジットカード不要)10日間なし(WINGパックは途中解約不可)
実施中のキャンペーン2026年9月3日時点で公式ページ上に進行中の記載なし最大30%OFF
2026年9月7日17時まで
最大54%OFF
2026年9月9日16時まで

※2026年9月2〜3日に各社公式サイトで確認。金額はすべて税込です。キャンペーンは終了・変更の可能性があります。

この表から読み取れること

  • 36ヶ月契約では3社ともほぼ同額です。月額の差は最大34円で、3年総額でも約1,200円程度の違いにとどまります。「ロリポップが圧倒的に安い」とは言えません。
  • 12ヶ月・24ヶ月契約ではロリポップ!が最も高くなります。12ヶ月で1,045円、24ヶ月で990円と、他社より高い水準です。ロリポップ!の価格優位は36ヶ月契約に集中しています。
  • 1ヶ月から契約できるのはロリポップ!だけです。他社は最短3ヶ月からのため、初回の支払額を最小に抑えたい場合はロリポップ!が有利です(月1,430円)。
  • バックアップの扱いはエックスサーバーが最も分かりやすい構成です。全プランで過去14日分が無料に含まれます。ロリポップ!はプランによって扱いが変わります。
  • 契約前に管理画面を確認できるのはロリポップ!とエックスサーバーです。ConoHa WINGのWINGパックには無料お試し期間がなく、途中解約もできません。

3社以外も含めた横断比較や、mixhost・JETBOYを加えた総額試算は、レンタルサーバー比較記事で扱っています。

メリットとデメリットの整理

ここまでの内容を、判断材料として使いやすい形にまとめます。

メリット

  • 1ヶ月契約が可能で、初回の支払額を最小に抑えられる
  • 10日間の無料お試しがクレジットカード不要
  • 初期費用0円、独自SSL無料
  • ハイスピードはLiteSpeed構成で、同価格帯として高速な部類
  • ハイスピードは700GBと容量が大きく、独自ドメイン・MySQLが無制限
  • ハイスピード以上は独自ドメイン2個がずっと無料
  • WordPress簡単インストール/簡単引っ越しに対応
  • 20年以上の運営実績

デメリット・注意点

  • 月660円は36ヶ月契約が前提で、前払いは約23,760円
  • 12ヶ月・24ヶ月契約では他社より割高になる
  • ライト以下はLiteSpeed非対応(Nginx+Apache構成)
  • ライト以下は自動バックアップの対象外
  • 7世代バックアップは月440円の有料オプション
  • ライトプランは電話サポートの対象外
  • 有人サポートは平日日中のみ
  • ドメイン無料特典に契約期間・自動更新の条件がある
  • ハイスピード以上ではアクセスログ解析・WebDAVが使えない
  • 2026年1月に全プランで値上げが実施されている

初心者に向いているか

初心者にとっての実用的な利点は、「初期の負担が小さいこと」と「試せること」の2点です。クレジットカードなしで10日間試せるうえ、1ヶ月契約から始められるため、続けられるか分からない段階でも損失を小さく抑えられます。

一方で、料金体系がプラン×契約期間の組み合わせで変わるため、条件を理解せずに申し込むと想定と違う結果になりやすいという側面もあります。この記事で扱った「プランごとの構成の違い」と「特典の条件」を確認したうえで選べば、判断を誤りにくくなります。

ブログの開設手順そのものは、別記事で流れをまとめています。

目的別:ロリポップ!が合う場合と合わない場合

おすすめできる人

  • 初回の支払額をできるだけ小さくしたい人
  • 続けられるか分からず、まず1ヶ月〜短期で試したい人
  • クレジットカードを登録せずに試したい人
  • 3年以上続ける見込みがあり、36ヶ月契約を選べる人
  • 複数サイトを運営する予定がある人(ハイスピードは独自ドメイン無制限)
  • 設定項目が多すぎない管理画面を好む人

おすすめできない人

  • 12ヶ月・24ヶ月契約を前提に最安を探している人
  • バックアップを追加費用なしで確保したい人
  • 夜間・土日に人によるサポートを求める人
  • アクセスが集中する大規模サイトを想定している人
  • 法人サイトでサービス名の印象を重視する人
  • 安さを優先してライトプランを選びたいが、速度も求める人

プラン選びの目安

WordPressでブログを運営する前提であれば、ハイスピードプランを基準に考えるのが現実的です。ライトとの月額差(12ヶ月契約で506円)に対して、LiteSpeed構成・自動バックアップ・ドメイン2個無料・電話サポートが加わるため、バックアップオプション(月440円)を付けるならライトとの実質差はほとんどなくなります。

ただし「まず試したい」段階であれば、無料お試し期間中に管理画面を確認し、その後1ヶ月または12ヶ月契約から始めるという進め方も選べます。プランは後から上位に変更できます。

契約期間の考え方

  • 3年続ける見込みがある:36ヶ月契約(月660円/前払い約23,760円)。24ヶ月契約と前払い総額がほぼ同じため、こちらが合理的です。
  • 1年は続けたいが3年は決めきれない:12ヶ月契約(月1,045円/前払い12,540円)。ただしこの期間帯では他社のほうが安くなります。
  • 続けられるか分からない:まず10日間の無料お試しで管理画面を確認し、1ヶ月契約から始める。他社では選べない進め方です。

契約期間・バックアップ・サポートといった評価軸の決め方そのものについては、レンタルサーバーの選び方の記事で詳しく扱っています。

契約前に確認したい7つの注意点

  • 表示されている月額は36ヶ月契約の価格です。月660円は約23,760円の前払いが前提で、1ヶ月契約なら月1,430円になります。
  • 2026年1月5日に価格改定が行われています。それ以前に公開された紹介記事の金額は現行料金ではありません。公式の料金ページで確認してください。
  • LiteSpeedはハイスピード以上のみです。ライト・スタンダードはNginx+Apache構成のため、速度を重視するならプラン選択の段階で判断が必要です。
  • バックアップは2種類あります。ハイスピード以上の自動バックアップは無料ですが、7世代分をダウンロードできるオプションは月440円です。ライト以下は自動バックアップの対象外です。
  • ドメイン無料特典には条件があります。ハイスピード以上・12ヶ月以上契約・自動更新設定・新規契約時のみが条件で、2個目に選べるドメインの種類も限られます。
  • 無料お試し期間中に入金しないと契約は開始されません。10日間を過ぎると利用できなくなるため、継続する場合は期間内の入金が必要です。逆に、入金しなければ料金は発生しません。
  • ハイスピード以上では使えなくなる機能があります。公式FAQによると、ハイスピード/エンタープライズではアクセスログ解析機能・アクセスカウンター・WebDAVが提供されず、WAFの一部機能(検知・防御ログの確認、.htaccessでの個別許可設定)も対象外です。アクセスログのダウンロード自体は可能です。

※LiteSpeedはMultiViewsに対応していないため、拡張子を省略したURLでのアクセスができなくなる点も公式FAQに記載されています。下位プランから変更する場合は、現在使っている機能を事前に確認してください。

申し込みの流れ

無料お試しを活用する場合の一般的な流れです。手順や画面は変更される場合があるため、実際の操作は公式サイトの案内に従ってください。

プランを決めて申し込む

公式サイトからプランを選び、アカウント情報を入力します。無料お試しの開始時点ではクレジットカードの登録は不要です。

10日間の無料お試しで管理画面を確認する

管理画面にログインし、WordPress簡単インストールを実行して実際に動かしてみます。この段階で操作感が合うかを判断します。

契約期間を決めて入金する

継続する場合は、お試し期間内に契約期間を選んで入金します。入金しなければ契約は開始されず、料金も発生しません。

ドメイン特典を使う場合は自動更新を設定する

「ドメインずっと無料」を適用するには、ハイスピード以上のプランで12ヶ月以上の契約に加えて、12ヶ月以上の自動更新設定が必要です。設定を外すと次回更新時から有料に切り替わります。

よくある質問

Q. ロリポップ!は本当に遅いのですか?

プランによって構成が異なります。LiteSpeedを使えるのはハイスピード/エンタープライズのみで、エコノミー・ライト・スタンダードはNginx+Apache構成です。速度に関する指摘の多くは下位プランやLiteSpeed導入前の情報に由来していると考えられます。プランを特定しない「遅い/速い」という評判は、そのままの判断材料にはしにくいと言えます。

Q. 料金は他社より安いですか?

36ヶ月契約ではロリポップ!660円、ConoHa WING 659円、エックスサーバー693円とほぼ同額です。一方、12ヶ月契約ではロリポップ!1,045円に対してエックスサーバー990円、ConoHa WING 970円と、ロリポップ!のほうが高くなります。契約期間によって順位が変わります。

Q. 初心者はどのプランを選べばよいですか?

WordPressでブログを運営するならハイスピードが基準になります。ライトとの月額差は12ヶ月契約で506円ですが、バックアップオプション(月440円)を付けるとその差はほとんどなくなります。加えてLiteSpeed構成・ドメイン2個無料・電話サポートが付きます。

Q. バックアップは無料ですか?

2種類あります。ハイスピード/エンタープライズの自動バックアップは無料(復元データの提供も無料)です。一方、過去7世代分を任意にダウンロードできる「7世代バックアップ」は月440円の有料オプションで、無料になるのはエンタープライズのみです。エコノミー・ライト・スタンダードは自動バックアップの対象外です。

Q. 「ドメインずっと無料」の条件は何ですか?

ハイスピードまたはエンタープライズプランで、12ヶ月以上の契約かつ12ヶ月以上の自動更新設定を行っている間、最大2個が無料になります。新規契約時のみの適用で、2個目に選べるドメインは .blog/.online/.site などに限定されます。

Q. 電話サポートは使えますか?

スタンダード/ハイスピード/エンタープライズが対象で、受付時間は平日10:00〜18:00です。エコノミーとライトは対象外です。有人チャットはエコノミー以外が対象で、平日9:30〜13:00/14:00〜17:30です。

Q. 無料お試し期間中に解約したら料金はかかりますか?

10日間の無料お試し期間中に入金しなければ契約は開始されないため、料金は発生しません。申し込み時点でクレジットカードの登録も不要です。

Q. 後からプランを変更できますか?

上位プランへの変更が可能です。ただしドメイン無料特典は新規契約時のみの適用となるため、特典を使いたい場合は最初からハイスピード以上を選ぶ必要があります。

Q. 他社サーバーから移行できますか?

「WordPress簡単引っ越し」機能が用意されており、移行元の情報を入力する形で移行できます。ただし大規模サイトや特殊な構成では手動対応が必要になる場合があるため、移行前のバックアップ取得をおすすめします。

Q. 2026年に値上げされたと聞きましたが本当ですか?

2026年1月5日10:00以降の新規申し込み・契約更新から、全プランで新価格が適用されています。公式のお知らせでは、AI技術の普及にともなうデータセンター・サーバーの需給逼迫が理由として説明されています。

Q. 法人サイトでも使えますか?

商業利用・法人契約に対応しています。大容量が必要な場合は1.2TBのエンタープライズプランが選択肢になります。ただしサービス名の印象を重視する場合は、他社を含めて検討したほうが判断しやすい場面もあります。

Q. 現在キャンペーンは実施されていますか?

2026年9月3日時点の公式キャンペーン情報ページでは、進行中の新規キャンペーンは確認できませんでした。過去には契約期間の無料延長型のキャンペーンが実施されています。申し込み前に公式のキャンペーン情報ページで最新の状況をご確認ください。

まとめ

2026年9月時点でロリポップ!の評判を公式情報と利用者レビューの両面から確認した結果、判断のポイントは次の3点に整理できます。

  • 価格優位は36ヶ月契約に集中しています。36ヶ月なら他社とほぼ同額(月660円)ですが、12ヶ月・24ヶ月契約では他社より高くなります。「安い」という評判は契約期間を特定して読む必要があります。
  • 「遅い」という評判はプランを区別すると評価が変わります。LiteSpeedが使えるのはハイスピード以上で、ライト以下とは構成そのものが違います。速度を重視するならプラン選択の段階で決まります。
  • ロリポップ!固有の強みは「始めるときのハードルの低さ」です。1ヶ月契約が選べ、クレジットカードなしで10日間試せる点は、他社にはない選択肢です。

ロリポップ!が向いているかどうかは、「3年契約を選べるか」と「まず小さく始めたいか」のどちらかに当てはまるかで判断できます。この2つのどちらでもなく、12ヶ月契約で最安を探しているのであれば、他社のほうが条件が良くなります。

いずれの場合も、10日間の無料お試しで管理画面を確認してから契約期間を決めるという進め方であれば、判断を誤ったときの損失を抑えられます。

本記事の料金・特典・仕様・サポート情報は2026年9月3日時点でロリポップ!および各社の公式サイトを確認したものです。価格や条件は変更される場合があるため、申し込み前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。